ノックアウトオプションとは？現役トレーダーが解説する特徴やメリット・デメリット

※本記事にはプロモーションを含む。

ノックアウトオプションは厳格なリスク管理をしながら1,000円程度の自己資金で十分な利益を狙える。損益発生の仕組みはFXとほぼ変わらない。

ただし注意点が多く、知らずに取引をすれば思わぬ損失やストレスに繋がるため仕組みの理解は必要だ。

そこで今回はノックアウトオプションの基本的な仕組みやFXとの違い、メリットや注意点などについて詳しく解説する。以下のような人におすすめの記事だ。

IG証券｜安心と実績の本格派

IG証券は1974年設立の大手金融グループ。金融の本場ロンドンで拠点を構え、世界19エリアで活動する。

イギリス株式市場に上場しFTSE250の組入銘柄に指定されている。

IG証券の特徴

• ロンドン発大手金融グループ日本法人
• 信託保全完備
• ノックアウトオプションで株価指数、商品の取引可能
• 通常のFX、CFD、個別株も取り扱いあり
• 学習コンテンツが豊富

IG証券のノックアウトオプションなら、ドル円1万通貨相当を1,000円前後の資金で取引できる。

損失を限定する仕組みだから、損切りが苦手な初心者にもおすすめだ。

海外FXに不信感を抱いている人、うんざりしている人にもやってみてほしい。

口座開設はスマホとマイナンバーカードがあれば最短1営業日で完了する。入金は最短即時反映だ。

IG証券公式サイト

ノックアウトオプションとは？

ノックアウトオプションとは事前に損切りラインを決めて、為替や株価指数、商品などを売買する取引だ。取引の仕方や損益の発生の仕組みはFXとほぼ同様と考えて良い。

ただFXとは異なる点もあり、その違いを理解するとノックアウトオプションの面白さに気づく。少しずつ知っていけば良い。大丈夫だ。わかりやすく解説する。

ノックアウトオプションの特徴やFXとの違い

ノックアウトオプションにはFXと異なる点がいくつかある。そこがノックアウトオプションの肝心なところだ。ノックアウトオプションの以下の特徴を理解しておこう。

ノックアウトオプションの特徴を理解することが攻略法に繋がる。必ず理解しておきたいところに絞って解説するから、しっかりついてきてほしい。

ノックアウトオプションには買いしかない

FXには買いと売りがあるが、ノックアウトオプションには買いしかない。

しかし安心してほしい。ノックアウトオプションも相場が下落する時に稼げる。

ノックアウトオプションでは「上昇に賭けるチケット」と「下落に賭けるチケット」が販売されていて、相場が上昇すると思ったら「上昇に賭けるチケット」を購入する。逆に相場が下落すると思ったら「下落に賭けるチケット」を購入する。

引用元：IG証券

表現の仕方が違うだけで、要は買いと売りだ。ロングとショートだ。難しく考える必要はない。

ノックアウトオプション各社の表現が異なるので、違いを以下にまとめる。参考になれば幸いだ。

銘柄のレートは原資産価格という

ノックアウトオプションでは、通貨ペアや株価指数、商品などの銘柄の価格を原資産価格という。通常のFXなら為替レートにあたる。

業者が提示しているノックアウトオプションの価格はFXと同様の値動きを示す。ただしIG証券のみ表示が異なるため確認しておこう。

上記はドル円のチャートと注文画面だ。原資産価格に「14956.6」と表記されている。FXなら「149.566」となる。表示の仕方や呼称が異なるからといって取引に影響はない。

ちなみに値幅や価格差はポイントで示す。FXでいうところのpipsと同じように考えて問題はない。

6桁表示の下2桁目が1ポイント＝1pipだ。

FOREX.comとFXTFは通常のFXと同じ表記だからわかりやすい。

なおこのサイトではノックアウトオプションの価格をあえて「レート」と表記する。「原資産価格」ではわかりづらいからだ。

損失額を限定するノックアウト価格

ノックアウトオプションでは注文時に「ノックアウト価格」を設定する。取引における最大損失を決める重要な価格だ。業者によっては「ノックアウトレベル」と呼ぶこともあるが、意味は変わらない。

レートがノックアウト価格に到達したら強制的に決済される。FXトレーダーにとっては、強制的なロスカットや損切りといったほうがわかりやすいかもしれない。

ただしFXと違い、どんなに相場が急激に変動してもノックアウト価格で約定しないことはありえない。そのレートに到達したら確実に決済される。

上記画像の「KO」と記載されている黄色いラインがノックアウト価格だ。ノックアウト価格は10ポイントごとに任意の値で設定できる。

現在のレートから最も近くにノックアウト価格を設定できるのがIG証券だ。FOREX.comは少なくとも20ポイント以上離さなければならないし、FXTFは30ポイントほど離さなければならない。

なおノックアウト価格の前に損切りの逆指値を入れられる点も覚えておこう。

取引に必要な金額「オプション料」

ノックアウトオプションの取引に必要な金額はオプション料という。FXでは必要証拠金にあたる。

オプション料は現在レートからノックアウト価格までの幅と取引量で決まる。現在レートからノックアウト価格が近いほどオプション料は安くなる。

下の画像はIG証券の取引画面だ。ドル円の現在レート15128.9に対してノックアウト価格15120.0。取引量は1ロットつまり1万通貨。

このとき、オプション料は1,090円となっている。つまり取引口座に1,090円あれば取引可能だ。

ノックアウト価格を現在レートから20ポイント離してみよう。すると、オプション料は3,090円となる。

ノックアウト価格が20ポイント離れたことでオプション価格は2,000円上がった。つまりドル円の場合、ノックアウト価格を10ポイントずらすごとにオプション料が1,000円変化する。

ノックアウト価格が近いほどオプション料は安いがタイトなエントリーが必要だ。逆にノックアウト価格が遠いほどオプション料は高いが余裕を持ってエントリーできる。

それから、ノックアウト価格は注文が成立してポジションを保有したら変えられない。使いづらく感じるかもしれないがこれはメリットだ。

詳細は本記事内、ついつい損切りラインをずらしてしまう人で解説する。

ポジションを保有できる期間は最長1年

ノックアウトオプションではポジションを保有できる期間が最長1年と決まっている。長期のスイングトレーダーにとっては不満かもしれない。

IG証券とFOREX.comのポジション保有期限は1年、FXTFは一日だ。長期のポジション保有やスワップポイントを狙うならFXTFは使えない。

ノックアウトオプションの注文手順

ノックアウトオプションにはFXにない取引上の制限がある。注文までの手順を解説するので、注意点と合わせて必ず覚えておいてほしい。

上記画像はIG証券のチャート画面だ。各社多少の違いはあるものの注文手順に大きな違いはない。

なおノックアウトオプションでは新規のエントリーに指値を使えない。必ず成行注文を行う。ただし決済の指値・逆指値は発注しておける。

それでは手順を詳しく見ていこう。

1.上昇か下落を選択

まず最初に上昇か下落を選択する。

ノックアウトオプションでは「上昇オプションを買う」「下落オプションを買う」といった表現をするが、そんなことはどうでも良い。FXでいうところの「買い」と「売り」の選択だ。

2.ノックアウト価格を選択

次にノックアウト価格を選択する。

10ポイント刻みで選択できる。またノックアウト価格は注文成立後に変更できない。

最終損切りラインとなるレートだから、しっかりチャート分析をして根拠を持って決めてほしい。損切りラインをなんとなく決めているようでは、継続して稼げるようにはならない。

3.ロット数を選択

続けてロット数を選択しよう。

IG証券とFXTFは1ロット＝1万通貨となっていて、1,000通貨単位の取引はできない。FOREX.comは1,000通貨単位の発注ができるため、数百円の自己資金でスタートしてみたい人に向いている。

4.決済の指値・逆指値を設定（任意）

新規注文時に決済の指値・逆指値を設定できる。つまりOCO注文だ。

ノックアウトオプションにはノックアウト価格があるため、逆指値を入れなくても損切りできる。しかしもっとタイトに損切りラインを設定したい人もいるだろう。そういう人は設定しておくと良い。

なお新規注文約定後も逆指値を発注できる。ちなみに私は約定後に必ず自分で損切りラインを設定する。これはもはやトレーダーの習慣といっても良いだろう。

5.注文確定

最後にオプション料と取引量を確認して、注文確定を押せば新規注文完了だ。

注文が約定すると保有ポジションのラインが表示される。

ラインが多くて見づらいかもしれないが、表示させるラインはカスタムできる。

チャート上で右クリックして「表示項目」を選択。チェックが入っている項目がチャート上に表示される。見やすいように設定してくれ。

ノックアウトオプションのメリット

ノックアウトオプションの主なメリットは以下のとおりだ。

ノックアウトオプションには国内FXにない特徴がある。詳しく確認していこう。

資金管理がしやすい

ノックアウトオプションは注文時から最大損失額が明確に決まっているため、資金管理がしやすい。一度ポジションを保有したらずらせないため、絶対確定の損切りラインだ。

自分の意志が弱くて、ついつい損切りラインをずらしてしまう人は、矯正施設だと思ってノックアウトオプションをやってみると良い。

損切りラインをずらせないからエントリーの前に損切りの根拠や水準をよく考えるようになる。それだけでもノックアウトオプションをやる意味があるといえる。

少額から大きな利益を狙える

ノックアウトオプションならドル円1万通貨を1,000円前後の自己資金で取引できる。FXなら6万円の自己資金が必要だ。

ただし少額の自己資金で大きな利益を狙うには、精度の高いエントリーが必要だ。曖昧なトレードではなく損切りをタイトに入れて、細かい値動きまで観察し、仕掛けるか見送るかの意思決定をする。

できるようになるまで継続して訓練してほしい。できるようになってからも訓練が必要だ。当然だ。

まずは5,000円程度の入金が妥当だろう。

万が一資金がなくなったら、また5,000円を入金する。何度も5,000円を失ったら、いずれ入金をためらうときが来る。そのときは自分に素直になって、一旦休憩してほしい。

大きなお金を入れてしまうと、ずっと取引を継続できるから立ち止まるタイミングがない。いちいち入金するっていう手間が大事なんだ。

ダメなときはダメだから。一旦離れてみる勇気って大事なんだぜ。

FX銘柄のほかCFD銘柄も取引可能

ノックアウトオプションは、FXだけではなく株価指数や商品も取引できる。ただし各社取扱商品が異なるため、取引したい商品があるか事前に確認しておこう。

	IG証券	FOREX.com	FXTF
FX	100種類以上	23種類	7種類
株価指数	26種類 日経平均 S&P500 ダウ平均 FTSE　など	12種類 日経平均 S&P500　など	なし
商品	29種類 金、銀、原油など	なし	4種類 金、銀 原油、天然ガス

取り扱い銘柄数はIG証券が最も豊富だ。他社にあってIG証券にないものなんてないんじゃないかっていうくらい豊富だ。

とはいえ全部を取引する人はほとんどいない。FOREX.comのラインナップでも十分だ。

ノックアウトオプションの注意点

ノックアウトオプションはメリットばかりではない。注意点も確認しておこう。

注意点はデメリットとは違う。意識すれば避けられるし、攻略法にもなり得る。

ちゃんと読んで覚えてくれ。

ノックアウト価格は変えられない

新規注文時に設定するノックアウト価格は、注文が成立した後には変えられない。だから注文前によく考える必要がある。

きみは損切りを設定せずにポジションを放置して結果を運に任せることはないだろうか。エントリー後に損切りラインを遠くにずらすことはないだろうか。

もし答えに自信を持てないなら、ノックアウトオプションをやってみてほしい。損切りラインを動かせないからエントリー前によく考えるようになるはずだ。

損切りできなくて悩んでいる人もノックアウトオプションをやってみると良い。強制的に損切りラインを確定させられる仕組みは、注意点でもありメリットでもある。

新規注文は成行のみ

新規注文は成行のみしかできず、指値注文は使えない。

忙しくて取引できないという人もいるかもしれないが、そんなときは各社のアプリを利用してほしい。

IG証券	FOREX.com	FXTF
トレーディングアプリ	スマホアプリ	スマホ版取引システム

ネット環境さえあればどこにいても発注ができるし、マーケットニュースも確認できる。

ただし本当に稼ぎたいならPC版でのチャート分析と値動きを見ながらの取引をおすすめする。できればMT4/MT5もしくはTrading Viewを使ってほしい。

スマホでできることは限られるし、ポジポジ病の温床にもなり得る。気をつけてくれ。

保有可能期間が決まっている

ノックアウトオプションのポジション保有期間は最長1年だ。FXTFは1日しか保有できない。

だから超長期のスイングトレーダーやスワップポイント狙いのポジショントレーダーにとってノックアウトオプションは、選択肢に入らないかもしれない。

ノックアウトオプションノックアウトオプションに向いている取引スタイルや攻略法については、以下の記事で詳しく解説している。参考にしてくれ。
参照：ノックアウトオプション攻略法は存在する？両建て、指標狙い、スキャルピングの危険性を詳しく解説

自動売買はできない

ノックアウトオプションは自動売買ができない。MetaTraderのEAや国内FXの自動売買を利用したい人はノックアウトオプションをやるべきじゃない。

ノックアウトオプションはリアルタイム限定の完全裁量トレードなんだ。自力でチャート分析して稼げる力をつけたい人にしか、ノックアウトオプションは勧められない。

MT4/MT5は使えない

ノックアウトオプションの発注にMT4/MT5は使えない。ただしFOREX.comとFXTFはTrading View機能が使える。それぞれの取引ツールの特徴を書いておこう。

IG証券	オリジナルツールの利用が可能。最高位の取引ツールは「ProRealTime」。Pro RealTimeは利用料4,000円/月だが4回/月以上の取引を行えば原則無料。
FOREX.com	Trading View機能を搭載。通常のFX口座ではMT4を利用できるため、分析用として併用も考えたい。
FXTF	Trading View機能を搭載。だが取引ページが使いづらく、不便。通常のFX口座でMT4の利用ができるため併用したい。

分析と発注を考慮するとFOREX.comが最も使い勝手が良い。IG証券のオリジナルツールは発注に問題はないが、分析しやすいとはいえない。残念ながら口コミでも不評だ。

FXTFはせっかくTrading View機能を搭載しているのに、非常に使いづらい。改善しないと顧客は増えない気がする。

ノックアウトオプションはこんな人におすすめ

ノックアウトオプションには稼げる可能性や魅力が詰まっている。本気で稼ぎたい人にはぜひ使ってほしい。特にこんな人におすすめだ。

思い当たる人は多いのではないだろうか。1つずつ、その理由を詳しく解説する。

ついつい損切りラインをずらしてしまう人

せっかく損切りの逆指値を入れたのに、ポジション保有中に損切りラインをずらしてしまう人にはノックアウトオプションを試してほしい。

ノックアウトオプションでは、新規約定と同時に最終的な損切りライン＝ノックアウト価格が確定する。ノックアウト価格はずらせない。

そのため損切りラインの設定やエントリーの根拠、受けいれられる損失についてよく考える必要がある。

このプロセスは非常に重要だ。損切りラインをずらしてしまう人は、一つひとつのエントリーに根拠を持っていないことが多い。自信がないならエントリーするべきではないし、そもそも根拠がわからないならお金を賭けるべきではない。

損切りラインをずらせないノックアウトオプションを始めることで、多くの気付きがあるはずだ。

国内でハイレバレッジ取引をしたいと思っている人

国内でハイレバレッジ取引をしたいと思っている人もノックアウトオプションをやってみてほしい。

本来、国内では最大レバレッジは25倍と決まっているため、それを超えるハイレバレッジ取引はできない。
参照：投資者保護のための主なルール｜金融庁

ハイレバレッジを求める人は海外FXへと流れる。だが海外FXは限りなく黒に近いグレーな業者ばかりで、心から信頼できると思って利用している人は少ないのではないだろうか。

そんな海外FXトレーダーの本音は「国内でハイレバ取引をしたい」だ。

ノックアウトオプションにはレバレッジという仕組みはない。だが少額の自己資金で大きな運用ができるため、実質的にはハイレバ取引と同じような資金効率になる。

例えば1ドル150円のドル円を1万通貨取引するのに必要なオプション料が1,000円だとしたら、レバレッジに換算すると1,500倍だ。国内FXとは比較にならないほど資金効率が良い。

だからこそ資金管理が重要だ。まずは5,000円程度の入金で取引をしてみよう。すべて失っても怖くない金額にするのがポイントだ。

海外FXで出金拒否や口座凍結にあった人

海外FXで出金拒否や口座凍結にあった人、もしくは信用できない、うんざりしてるという人もノックアウトオプションを始めてみてほしい。

前述の通り、国内FXはつまらないから海外FXをやっているという人は多い気がする。海外FXにはハイレバレッジ、ゼロカットシステム、ボーナスがあり、業者によってはスプレッドがタイトで約定も良い。

海外FXの取引環境はトレーダーを満足させるには十分だ。私も利用していた。

しかし海外FXには投資家保護の仕組みがほとんどない。国内の法律で裁けない。警察も国民生活センターも動いてくれない。トラブルがあったら一人で戦うしかない。

そんな状況で、海外FX業者が出金を拒否したら？口座を凍結すると通知してきたら？業者の住所は海外だ。ペーパーカンパニーの可能性もある。泣き寝入りするしかない。

私はすべて経験した。トレードの利益2万ドルと自己資金10万円が消えた。アカウントも削除されて何もなかったかのようにその業者は運営を続けている。金額は大したことではない。騙されたというショックが大きかった。

2023年のGEMFOREXの破綻やFXFairの資金難により出金できなくなった人が多い。
参照：国内FX・海外FXにうんざりしたら、ノックアウトオプション

国内のノックアウトオプションならそんなことはない。投資家の資金は信託銀行等への分別管理が義務づけられ、保護されている。
参照：店頭ＦＸ取引の現状とそのリスク管理｜一般社団法人 金融先物取引業協会

出金リスクのある海外FXよりも、安心できる国内業者で、資金効率が良くリスク管理がしやすいノックアウトオプションの方が健全だ。

ノックアウトオプションができる業者は3つだけ

ノックアウトオプションができる業者は多くない。以下の3社だけだ。

それぞれの業者について詳しく解説する。

IG証券

引用元：IG証券

国内で最初にノックアウトオプションを始めた業者。金融の本場ロンドンに本社を置き、世界19エリアで運営する世界的な大手金融グループの日本法人。イギリス株式市場上場、FTSE250組入銘柄に指定。

IG証券はノックアウトオプション会社の中でもっとも取扱銘柄数が豊富だ。CFDにも力を入れているため、あらゆる市場のチャンスを獲得できる。

またノックアウト価格を10pips程度から設定できるため、タイトな損切りが可能な上、ドル円1万通貨のオプション料は1,000円前後からと少額取引が可能だ。

口座開設は最短1営業日、クイック入金は即時反映。スマホとマイナンバーカードを用意してスムーズに口座開設を進めよう。

FOREX.com

引用元：FOREX.com

FOREX.comは米国ナスダック市場に上場するStoneX Group Inc.の完全子会社。StoneX Group Inc.は100年以上の歴史を持つ金融の老舗で、定期的に厳格な内部監査を受け財務報告を行っている。

また米国の収入基準でランキングされるフォーチューン500企業に名を連ねている。母体としては申し分のない安定感だ。

FOREX.comのノックアウトオプションは1,000通貨から取引可能で、オプション料は数百円で足りる。

ノックアウト価格は約20pipsからの設定とIG証券に比べて大きいため、損切り設定と資金管理が重要だ。

公式にはTrading View非対応としているが、オリジナルツール内で同等の機能を利用できるため分析もしやすい。

口座開設の申し込みは最短5分で完了。取引開始まで最短60分。

FXTF

引用元：FXTF

FXTFはゴールデンウェイ・ジャパン株式会社が提供する金融サービス。2006年の設立から社名を変えて現在に至るが、まだまだ発展途上といえるだろう。

FXTFが提供するノックアウトオプションの最大の特徴はスプレッドの狭さだ。

IG証券やFOREX.comのスプレッドは国内FX水準で考えるとかなり広い。その点において、FXTFのスプレッドは戦えるレベルにあるといえる。

またポジション保有期限が最長1日のため、スイングトレードができない。スプレッドコストと合わせて考えると、短期トレーダーに特化したシステムだ。

ただ、銘柄数やノックアウト価格の遠さ、取引ツールの使いやすさなどを考慮すると、現段階でおすすめできるサービスではない。会社自体が若く、今後の発展に期待したい。

ノックアウトオプションに関するよくある質問

ノックアウトオプションに関するよくある質問と回答を以下にまとめた。

疑問や不安はできるだけ解決させてから口座開設に進もう。

ノックアウトオプションってなに？

ノックアウトオプションは損切りラインを確定させてから取引するFXのようなものだ。レバレッジを使用しないが少額の自己資金で大きな取引ができるため、資金効率がかなり良い。

詳細については以下から読み返してくれ。
ノックアウトオプションとは？

ノックアウトオプションをやるのに必要な資金はいくら？

IG証券ならドル円1万通貨を1,000円前後から取引できる。FOREX.comの1,000通貨取引なら300円程度だ。

少額取引から大きな利益を狙えるノックアウトオプションを極めてほしい。

ノックアウトオプションの税金は何％？

ノックアウトオプションの利益にかかる税金は申告分離課税で、一律20.315％だ。

内訳は所得税15％、復興特別所得税0.315％、住民税5％。
参照：No.1522 先物取引に係る雑所得等の課税の特例｜国税庁

ノックアウトオプションのレバレッジは何倍？

ノックアウトオプションにレバレッジという仕組みはない。だからレバレッジ規制も関係ない。

だが資金効率の良さは目を見張るものがある。海外FXのハイレバと同等の資金効率でありながら、国内の法律で守られる安心感がある。それがノックアウトオプションの最大の魅力の1つだ。