エンベロープはボリンジャーバンドと違って拡大したり縮小したりしない。
その通貨ペア・時間足に合わせて設定できれば、エンベロープタッチで値動きが反転する。
今のドル円は少しボラティリティが戻ってきて、ここ2日間レンジになっているのでエンベロープが機能しやすい。
エンベロープを基準に今のドル円と今後の狙い目を考えてみよう。
エンベロープは長期と短期で表示するとわかりやすい
エンベロープは長期と短期で表示すると、トレードスパンを意識した仕掛けや決済がしやすい。
上のチャートはドル円1分足の縮小チャートだが、長期エンベロープ(青)で大きな値動きが止まって反転し、短期エンベロープ(茶)で小さな値動きが止まって反転している。
ポジションを保有していれば利確に、新規エントリーを検討しているなら逆張りに使える。
エンベロープを同期間、異なる標準偏差で設定するな
FXのエンベロープを調べると、期間設定を同じにして複数の標準偏差で設定しボリンジャーバンドのように表示させている使用例を見かける。
複数表示すると、便利のような気がするがトレーダーを混乱させるだけだ。
モメンタムの強さやボラティリティの大きさによってバンド1とバンド2を使い分けるという意図だろうが、バンド付近のプライスアクションやそこにいたるまでのプロセスを読み解けなかったら意味がない。
ちなみに、プライスアクションや相場の機微は経験を積まないとわからない。
エンベロープでわかるドル円レンジ相場
先の1分足チャートを見ると、エンベロープで反転していることがわかる。
1分足の長期エンベロープで反転を繰り返す相場はレンジ相場だ。
一方、モメンタムがあるトレンド相場ではエンベロープをやすやすと突き抜ける。
つまり相場状況を無視してエンベロープタッチで仕掛け続けると、負けまくる。
エンベロープにかかわらずテクニカル指標の役目はあくまでも目安だ。
決め手ではない。
相場状況を丁寧に観察し、チャートパターンの形成とプライスアクションを確認して仕掛けの判断とする。
残念ながら簡単で最強のトレード手法など存在しないのだ。
引用元:FXTF
FXTFはゴールデンウェイ・ジャパン株式会社が提供する金融サービス。FX、CFD、ノックアウトオプションと豊富な取引を用意している。2006年の設立から社名を変えて現在に至るが、まだまだ発展途上の会社といえるだろう。
項目 | 内容 |
---|---|
ノックアウトオプション取扱銘柄 | 通貨ペア7種類 株価指数なし 商品4種類 |
ドル円スプレッド | 0.4pips |
両建て | 可 |
スキャルピング | 不可 |
ポジション保有期限 | 最長1日 |
取引ツール | オリジナルブラウザ版 (Trading View機能付) スマホアプリ |
公式サイト | https://www.fxtrade.co.jp/ |
FXTFが提供するノックアウトオプションの最大の特徴はスプレッドの狭さだ。
IG証券やFOREX.comのスプレッドは国内FX水準で考えるとかなり広い。その点において、FXTFのスプレッドは戦えるレベルにあるといえる。
またポジション保有期限が最長1日のため、スイングトレードができない。スプレッドコストと合わせて考えると、短期トレーダーに特化したシステムだ。
ノックアウトオプション口座の開設はFXTF GX-FX口座開設後マイページから手続き。取引開始は最短即日。
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