3月7日ドル円トレンド転換か？移動平均線右肩下がり、グランビルの法則は結果論

昨日のドル円は終始右肩下がりで、一日の動きとしては明確にダウントレンドだった。

4時間足でここまで支えてきた移動平均線EMAもブレイクし、下落に勢いがつきそうな状況だ。

まずは戻りを売る戦略を立てるのが妥当だろう。

さて、今日の狙い目は？

ドル円4時間足チャートで現状を把握する

4時間足の中期移動平均線EMAはここまでの上昇を支える機能を果たしていた。

上昇しきれなくなったレートは、一旦下落して力を蓄える。一気に下落してしまいそうな動きを見せるから、利確や新規売りが入りやすくなる。

しかし下げきらず上昇していくため損切りの買いが入り、新規の買いと相まって力強く上昇し、ブレイクできなかった高値をブレイクしていく。

上昇トレンド内の一時的な下落を「押し」や「調整」「修正」などというが、おおむね原理は同じだ。

押しを支えるオブジェクトは様々で、どのオブジェクトが機能するかはわからない。しかし経験上、一旦機能したオブジェクトは次も機能しやすいという考えには信憑性がある。

今回は4時間足中期移動平均線EMAだったが、これをブレイクした。とはいえ、ただのアンダーシュートで勢いよく上昇する可能性もあることを忘れてはいけない。

トレードはそんなに単純じゃない。毎日の値動きを丁寧に観察し、日々の違いを感じ取れないと勝ち続けるのは難しいだろう。

だからグランビルの法則のようなパターン化したトレードはうまくいかない。

移動平均線が右肩下がりで、今日のうちに短期移動平均線EMAは中期を追い越すだろう。戻りを売るとしたら、そのあたりだ。

ドル円30分足チャートで狙いを絞る

昨日の下落は30分足の移動平均線EMAまで戻らず継続した。

4時間足でも右肩が張らない形になっており、崩れそうな雰囲気を感じるチャートの形だ。

戻すにしても、かなりショッキングな陽線が必要になる。中途半端な戻しは格好の売り場になりやすい。

今日も売りから戦略を立てる。

30分足の移動平均線まで戻さない可能性もある。その場合は無理をする必要はない。

もし5分足チャートを根拠に売るなら、モメンタムと形を慎重に見極め、買われる可能性を高く評価しながらトレードを検討する。

原則ノートレードは変わらない。

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