FOMCドル円大幅下落。ノックアウトオプションにファンダメンタルは使えない!?

ノックアウト ファンダメンタル分析 トレード

※本記事にはプロモーションを含む。

日本時間12月14日午前4時、FOMCの発表を受けてドル円が大幅に下落した。トレードの根拠に経済指標や金利政策、地政学的要因などを含むファンダメンタル分析を用いている人もいるだろうが、ノックアウトオプションでは基本的にテクニカル分析が優位だ。

その理由とノックアウトオプション特有のトレード方法について紹介する。

FOMCは世界中が注目する最大経済イベント

ノックアウトオプションといえど、やっていることはFXのトレードと何ら変わらない。FOMCくらいは知っておいた方が良い。

FOMCとは、Federal Open Market Committeeの略で日本語にすると連邦公開市場委員会となる。米国の政策金利などを決定する会議であり、世界中の投資家や経済・金融界が注目する超ビッグイベントだ。

FOMCの定例会は年8回が予定されており、その他の会議も必要に応じて開催される。会議の結果は常に公表されるが、正式な公表時間は日本時間の午前3時または4時のため、日本人トレーダーにとっては起きているのがツラい。

参照:The Fed|The Board of Governos of The Federal Reserve System

FOMCのような重要指標発表後は大きな値動きがあり得る

FOMCや米国雇用統計などの注目度が高く重要な指標の発表前後は大きな値動きがあり得る。今回のFOMCの発表直後、ドル円は約300pips下落した。FOMCに限らず、経済指標の発表は短時間で大きな値動きを生じさせる。

FOMC ドル円チャート
FOMC後ドル円チャート

FOMC以外に注目度が高く大きな値動きがある指標といえば米国雇用統計だが、他にも米国CPI(消費者物価指数)の発表時も価格が乱高下する。

米国CPI チャート ドル円
米国CPI発表後ドル円チャート

特に今はドル円のボラティリティが大きく、激しい上下動が発生しやすい。

ただし必ずしも大きな値動きが発生するわけではない点と、わかりやすく一方的な値動きになるわけではない点に注意が必要だ。上のCPI発表後のチャートを見てもわかるように、一旦大きく下落してから上昇している。

急激な値動きに惑わされず、的確にトレードをするのは上級者でも難しい。

ノックアウトオプションの指標トレードはありか

ノックアウトオプションでは指標狙いのトレードが推奨されがちだ。

重要指標の発表後は大きな値動きが想定されるため、高い利益率が見込める上にノックアウトオプション特有の損失を限定する仕組みは相性が良いということらしい。

だが私は指標狙いのトレードを推奨しない。もちろん、自分でもやらない。

参考記事:ノックアウトオプション攻略法は存在する?両建て、指標狙い、スキャルピングの危険性を詳しく解説

指標狙いのトレードはギャンブル要素が強くなる。事前の予想とは裏腹に動くことも多い。

そもそも事前予想をするアナリストなる人間は、それっぽく予想して雰囲気を売る職業の様に見える。予想が外れたら「織り込み済み」「サプライズ」といって責任を逃れる。いや、そもそもアナリストに責任なんてないか。

要するに誰かの予想なんて当てにならない。それを踏まえてあえてギャンブルをしたい人にはノックアウトオプションの指標トレードは良いかもしれない。

損失は限定できて利益は青天井だ。過去のデータも出揃っている。各予想屋の分析も無数にある。資金効率は競馬やカジノでのギャンブルを上回る

ノックアウトオプションとファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析は長期的な値動きに有用だ。

FOMCによる政策金利の発表や米国の選挙、戦争、貿易、過去の例ではブレグジットなどによる市場への影響などを考慮して値動きを想定する。ファンダメンタル要因での値動きは長期的なトレンドやレンジを形成しやすい

つまりファンダメンタル分析は長期的なスイングトレードに向いている

ノックアウトオプションにはポジション保有期限がある。

ノックアウトオプションにはポジションの保有期限があり、最長でも1年間しか保有できない。FXTFに至っては一日しかポジションを保有できず、翌日の午前5時には強制的に決済されてしまう。

残念ながらノックアウトオプションは長期に渡るスイングトレードは向いていない。長期ポジションは、数ヶ月に渡る含み損も耐えながら利益に転じる機会を待つことも少なくはない。

保有ポジションにとっての好材料が出始めて、これからという時に保有期限が到来して決済されたらたまったもんじゃないだろう。ただでさえ自分でコントロール出来ないことが多いトレードの世界で、制限のあるトレードスタイルを選ぶ必要はない。

ノックアウトオプションで短期トレードするならFXTF

ノックアウトオプションは短期トレードに特化した取引システムだと思っておいた方が良い。長くても1年間に限定したトレードになる。

短期トレードでは長期トレードに比べて取引回数が多くなる。資金の回転が早くなるという大きなメリットがあるが、できるだけ取引コストは抑えたい。

ノックアウトオプションのスプレッドは通常のFXと比べて広く設定されているが、FXTFならスプレッドによる取引コストも最小限に抑えられる。

参考記事:ノックアウトオプションのスプレッドは国内FXより広い?海外FXも含めて実測値を徹底比較

ポジション保有期限は1日と短く、デイトレーダーに特化した仕組みだ。約定も問題はない。

ただし分析ツールがヒドい。使い物にならない。だからMT4やMT5、TradingViewの併用をおすすめする。

幸いFXTFにはMT4口座もあり、オリジナルインジケーターも揃っている。必要であればネットで無料のインジを拾ってインストールすれば良い。

私はPCでMT5を使って分析し、発注はFXTFのスマホアプリを使っている。

FXTF アプリ
引用元:FXTF

少し煩わしいが、衝動的な取引を抑制する効果を感じている。ポジポジ病患者はこのやり方を試してみると良い。

悪い習慣を断ち切るためには、その行為を行うハードルを高めたり、煩わしくしたりすると良いというのは有名な話だ。

FXTFのシステムを利用して、最良のトレード習慣を身に着けよう。

FXTF ヘッダー
引用元:FXTF

FXTFはゴールデンウェイ・ジャパン株式会社が提供する金融サービス。FX、CFD、ノックアウトオプションと豊富な取引を用意している。2006年の設立から社名を変えて現在に至るが、まだまだ発展途上の会社といえるだろう。

項目内容
ノックアウトオプション取扱銘柄7種類
株価指数なし
商品4種類
ドル円スプレッド0.4pips
両建て
スキャルピング不可
ポジション保有期限最長1日
取引ツールオリジナルブラウザ版
(Trading View機能付)
スマホアプリ
公式サイトhttps://www.fxtrade.co.jp/
参照:FXTF
FXTFの特徴
  • ドル円スプレッド0.4pips
  • 保有期限は最長1日
  • まだまだ発展途上
  • スキャルからデイトレーダーにおすすめ

FXTFが提供するノックアウトオプションの最大の特徴はスプレッドの狭さだ。

IG証券やFOREX.comのスプレッドは国内FX水準で考えるとかなり広い。その点において、FXTFのスプレッドは戦えるレベルにあるといえる。

またポジション保有期限が最長1日のため、スイングトレードができない。スプレッドコストと合わせて考えると、短期トレーダーに特化したシステムだ。

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