※本記事にはプロモーションを含む。
昨日のドル円は小動きが続いた。金曜日によくある値動きだ。
22時ごろから値動きが大きくなり、レンジをブレイクしてからブレイクと逆方向に舵を切る。昨日に限ったことじゃない。
こんな相場で無理をして仕掛ける必要はない。だが取れるところはリスクを負って取りにいく。それがトレーダーってもんだ。
今回は、昨日のリアルトレードをチャートを交えて解説する。
レンジブレイクから大きな下落
ドル円は22時頃からじわじわとレンジを抜け始めて、大きく上昇するような素振りを見せつつ、一気に下落した。
ブレイク前の値位置は売られて良い水準だからブレイクに追随する買いは入れない。
ブレイク後の上昇が落ち着いて、落ち始めるところを狙って売りを仕掛けるのはよくやるトレードだが、昨日は入れる場面が見当たらなかった。
shortage(不足)のため高さが中途半端。もっと上昇して伸び切ったところで形が整ったら検討するが、検討段階にもなかった。
加えて、トリガーとなるローソク足の位置が低く、大きさ的にも強いとは判断できない。モメンタムも感じない。
要するに仕掛けの条件を満たしていなかった。
見送りには利益と同等の価値がある
見送りには利益と同等の価値がある。だから自信をもって見送っていいし、見送った結果思惑の方向に動いても気にする必要はない。
為替は24時間値動きがあって、いつでも利益を得られる可能性がある一方、いくらでも損失を重ねてしまう可能性がある。だからどれだけ取引機会を絞るかがめちゃくちゃ重要だ。
テクニカル分析っていうのは取引する水準とプランを作る作業だ。見立ては様々で構わない。正解は1つではない。
いつでも取引できる状況で、自分の行動に制限をかける。
そのうえで取引を見送ったなら、それで良い。どれだけの値動きを見送れるかが、トレードの成否を分けると言っても良いだろう。
参考:ドル円米国CPI終え、ボラティリティ向上し円高方向継続か?テクニカルでダマシを分析
大きな下落後の買い。見送りとトレードポイント
大きな下落は見送って、結果的に買いで利益を得た。
移動平均線EMAと直近サポートを根拠に買いのゾーンを想定していた。ここで買えるセットアップが整ったら買うわけだ。ただし下落のモメンタムが強かったから、かなり慎重に。
黄色のバツがついているところは、すべて見送ったポイント。まず買いを想定したゾーンまでまだ距離があるという点で、検討の土俵に乗らない。
最後の3つのバツは買いゾーンに届いていないが、下落が弱まっているのがわかる。値動きの傾きが緩んでいて、買われる反応が出始めている。こうなると少しずつ仕掛けを想定し始める。
最後から2つ目のバツは高すぎて入れない。最後のバツはその前の下落が強いにもかかわらずローソク足の反応が弱い。
セットアップが整ったのは、1分足で下落のトリガーとなったローソク足から117本目。約2時間後だ。
下落を見送って、ずいぶん待って得られる絶好の機会だった。
縦軸だけでなく横軸の感覚も大切だ。
参考:ノックアウトオプションで勝てる人・勝てない人の特徴と攻略法を解説
レンジは逆張りで短期売買するかめっちゃ待つか
レンジ相場の捉え方は値幅にもよるが、基本的にレンジの極値で逆張りするかブレイク後のチャンスまでめっちゃ待つかのどちらかだ。
レンジの極値での逆張りは、じつはかなり難しくておすすめしない。
ドル円レンジは移動平均線EMAの狭間で作られる
ドル円に限ったことではないが、大きな値動きの後は短期移動平均線と長期移動平均線の間でレンジを作りやすい。
昨日のドル円は22時ごろまで大きな値動きがなく、利益があがる相場とは思えなかった。
レンジ相場との向き合い方はかなり重要だ。
やるなら方向を決めると良い。信頼しているオブジェクトが上にある場合は売りのみを狙う。
レンジブレイクはモメンタムがあるからつられて取引してしまいがちだが、要注意だ。
ブレイクしてすぐ一本のローソク足で上ヒゲを作って下落するパターンもあれば、フォロースルーを発生させてしばらく上昇した後大きく逆方向に動き出すパターンもある。
もちろん、そのままブレイク方向に動き続けるケースもある。事前にわかることじゃない。
だから待って待ってテクニカルで想定したゾーンまで待って、そのゾーンでのプライスアクションを注視して仕掛けるか見送るか判断する。
ノックアウトオプションでもこれくらいのことをしないと利益は残らない。勉強と練習は必須だ。
引用元:FXTF
FXTFはゴールデンウェイ・ジャパン株式会社が提供する金融サービス。FX、CFD、ノックアウトオプションと豊富な取引を用意している。2006年の設立から社名を変えて現在に至るが、まだまだ発展途上の会社といえるだろう。
項目 | 内容 |
---|---|
ノックアウトオプション取扱銘柄 | 7種類 株価指数なし 商品4種類 |
ドル円スプレッド | 0.4pips |
両建て | 可 |
スキャルピング | 可 |
ポジション保有期限 | 最長1日 |
取引ツール | オリジナルブラウザ版 (Trading View機能付) スマホアプリ |
公式サイト | https://www.fxtrade.co.jp/ |
FXTFが提供するノックアウトオプションの最大の特徴はスプレッドの狭さだ。
IG証券やFOREX.comのスプレッドは国内FX水準で考えるとかなり広い。その点において、FXTFのスプレッドは戦えるレベルにあるといえる。
またポジション保有期限が最長1日のため、スイングトレードができない。スプレッドコストと合わせて考えると、短期トレーダーに特化したシステムだ。
ノックアウトオプション口座の開設はFXTF GX-FX口座開設後マイページから手続き。取引開始は最短即日。
コメント