3月5日ドル円をテクニカル分析。強いサポートと151円目前レジスタンスに挟まれたレンジ戦略

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昨日のドル円は下支えが強く、午前の下落を押し上げてじわじわと上昇を続けた。

じわじわとした上昇は買いのセットアップを作らないため、買いづらい。

売りのセットアップを作っても買われて茹でガエルになる相場だ。とはいえ、昨日は珍しく売っても利益になりやすかった。

大きなレジスタンスと強力なサポートを感じる。

さて、今日の狙い目は？

ドル円4時間足で現状を把握する

4時間足で見ると、大きめの下落は中期移動平均線EMAをアンダーシュートしたうえで支えられ、上昇トレンドに戻っていく。

先月中旬辺りから、短期移動平均線EMAは横を向いていて、価格は移動平均線をまたいで動いている。

こういうときはサポート・レジスタンスとして機能しづらい。

大きな節目は151円。何度もチャレンジするがまだブレイクに至らない。

ブレイクのタイミングはどんなに考えても事前にわかるものではない。ブレイクするまではモメンタムに注意しながらレンジ戦略を継続する。

30分足で今日の狙い目を絞ろう。

ドル円30分足チャートで狙いを絞る

30分足の移動平均線EMAは4時間足の短期EMAと同様に横を向いている。値動きもEMAをまたいでいて、サポート・レジスタンスとしての機能は期待しづらい。

151円に近づくほど売られる可能性があるが、上昇基調の中の調整レンジという見方もできるため安易な売りは損失の元だ。

短期的に値幅を抜いて逃げるというレンジ戦略が効果を発揮しやすい相場といえる。

ただ、30分足では面白そうな水準が見つけづらい。

5分足のEMAを根拠にする方法もあるが、長期足でレンジの今は短期足のEMAも信頼度が下がる。

4時間足の中期EMA付近で買いを入れる可能性と151円に迫ったところで時間をかけて売りのセットアップが整ったら、短期で利確する前提で売りを売れる可能性がある。

どちらもリアルタイムのプライスアクションを読み解く必要があり、難易度が高い。

原則ノートレード。無理をせず、長く継続できるトレードを心がける。

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