3月12日Fib.61.8％で止まったドル円は下落を再開するのか？テクニカル分析で今日の狙い目を絞る

昨日のドル円は下落を一旦止め、レンジを形成してクローズした。

止まっている水準は年始からの上昇に対して61.8％。フィボナッチリトレースメントで主要な数値で、押し目買いを検討しやすいとされている。

さて、今日の狙い目は？

ドル円4時間足チャートで現状を把握する

昨日のレンジで若干移動平均線EMAが追いついてきたが、まだ乖離がある。このまま時間の調整でEMAが追いついてくれば、押し出される形で下落を始める可能性も想定できる。

逆に、EMAが価格を下回ることがあれば、一旦戻りを入れてくるかもしれない。

いずれにしてもまだまだ下目線で売りを入れたい相場だ。

まだ下落が続くとすると、最も有力な買い場はフィボナッチ・長期EMA・Weekly Pivotが重なる144円前半だが、容易に到達する可能性も頭に入れておきたい。

到達してもすぐに買いを入れないこと。下落のモメンタムが強く、安易な買いは損失を招く可能性が高いと考えられる。

ドル円30分足チャートで狙いを絞る

先週金曜日の雇用統計後、下落しきれず分かりづらくなった印象がある。

昨日月曜日もレンジで収まり、大きな値動きはなかった。ただ、売りの足が速いのは変わらず、売り場を探す戦略に変更はない。

またここ数日は日本時間朝から下落を始めるケースが多く、デイトレをやるには値幅も十分あるため、早々にpipsを獲得してその後は少し余裕をもって観察する流れになっている。

30分足の移動平均線EMAからも乖離が大きく、オブジェクトにこだわらなくても利益が出る相場だ。

今は5分足で見たほうが、わかりやすい。

短期移動平均線EMAで抑えられてきたが、昨日のレンジで価格がEMAを上回った。

中期移動平均線EMAと挟まれたレンジになったが、今朝はまた下落して下抜いている。

さらに加速するのか、中期移動平均線EMAをも上抜いて戻しの値幅を拡大するのか。

安易な売りに固執するのは、やめておこう。

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