3月11日ドル円はフィボナッチ61.8％ラインを下抜くか。テクニカル分析で狙い目を絞る

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年始から上昇を始め、151円に到達したドル円が下落を始めた。

先週の下落幅は約400pipsだ。高値圏で続いた小動きのフラストレーションを解消するかのような下落だった。

今は年始からの上昇のフィボナッチリトレースメント61.8％まで落ちている。

ここからさらに下落するか、押し目にして高値へトライするか。

さて、今日の狙い目は？

ドル円4時間足チャートで現状を把握する

高値圏からの著しい下落。

下落は上昇よりもスピードが早く、短時間で利益になりやすい。先週は値幅もあり、とりあえず売っておけば損切りしなくても結果的に利益になる相場だった。

まずは仕掛けの綱を締め直して相場と向き合うべきだ。

今日はフィボナッチリトレースメントからの反発があるかどうかという観点があるが、売り目線であることに変わりはない。

移動平均線EMA付近で売りのセットアップが整えば、売りを検討する。

ドル円30分足チャートで狙いを絞る

30分足以下の移動平均線は相変わらずパーフェクトオーダー。はっきりとしたダウントレンドだ。

細かい戻りで下落をし続けているため、戻しの値幅は小さく、普段なら売りを入れないようなセットアップでも利益になる。

大きな値動きがあるうえに戻りがはっきりしないため、逃したくない心理が働く。

追いかけたトレードでも利益になる。
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つまり自分のトレードスタイルを崩しても雑なトレードをしても、利益になりクセになりやすい。

危ない相場だ。期間限定の値動きだとわかっていても、来週もその翌週も求めてしまう。

今週は手綱を締めてトレードする必要がある。

狙いは売りだ。オブジェクトにこだわらず売りを入れても良い。

しかし、形、値動きのセットアップにはこだわりを持つ。

損切りはタイトに。

先週金曜日は雇用統計の発表があり、発表以降は金曜日ということもあってか分かりづらい値動きになった。

ぱっと見ると短期移動平均線EMAで反応して下落しているように見えるが、安易な売りは誤った習慣となるため要注意だ。

一時の損失以上に、誤った習慣の定着は恐ろしい。

大きな利益による快感は、クセになる。

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