3月14日ドル円は小規模ペナント形成中。テクニカル分析で今後の動きと今日の狙い目を考察

ドル円が少し分かりづらくなってきている。

先週の大きな下落から一転して、レンジを形成しボラティリティが縮小。現在はペナントを形成して、さらに値動きが小さくなってきた。

方向を探るのは難しい。小さな反応を短期利確で抜いていく戦略が妥当だろう。

さて、今日の狙い目は？

ドル円4時間足チャートで現状を把握

4時間足では、短期移動平均線EMAとWeekly Pivotで止められ、レンジを作っているように見える。

この後は、このまま抜けれえば中期移動平均線EMAと絡んだあたりが売り場になる可能性を考える。

現時点では、上下にヒゲが長いローソク足を続けて形成しており、レンジと判断できるため、値が伸びる想定のトレードよりもカウンターを狙った戦略が適切といえるだろう。

ドル円30分足チャートで今日の狙い目を絞る

30分足の移動平均線EMAを見ると、またいだ値動きとなっており典型的なレンジともいえる状況だ。

上昇後のペナントを形成しており、上下どちらにブレイクするか分かりづらい。

この状況下で無理にブレイクを狙うと負け続ける可能性が高く、先週のトレードとは戦略を明確に変更する必要がある。

もっともオーソドックスな戦略は、レンジ内でタイトなストップ設定を起きながらカウンターを仕掛けるか、ブレイク後の押し戻しで仕掛けるか。

前者は簡単そうで難しい。値幅を狙えないから損切りもタイトに設定する必要があり、値動きを丁寧に観察してタイミングを合わせる技術が必要だ。

一方、後者はボラティリティが拡大した後のいわゆる3波を狙うトレードで、ある程度の値動きを期待できる。

とはいえ、セットアップが整わなかったりタイミングが合わなかったりしたら無理にトレードする必要はない。

原則ノートレードでOKだ。

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